ステップ数で変わるComfyUI生成画像の品質を初心者が検証したらこうだった

はじめに

私はComfyUIを初めて使い、生成AIで理想の画像を作ろうと試みています。今回は「ステップ数」を変えた場合の画像品質や人体描写への影響を、初心者目線で検証しました。対象は、月あかりに照らされた夜のプールサイドで微笑む日本人女性です。ボブカットと水色ビキニが特徴のキャラクターをイメージしました。

実験の設定

  • ポジティブプロンプト: (masterpiece:1.2), (best quality:1.2), (photorealistic:1.3), absurdres, ultra detailed, 1girl, (full_body:1.5), (entire_body_visible:1.4), (beautiful_face:1.2), (perfect_eyes:1.2), (bob_cut:1.1), fair skin, (japanese_woman:1.1), smile, (enchanted_expression:1.3, dreamy_gaze), looking at viewer, (moonlight_from_front:1.3, soft_glow), cinematic lighting, soft shadows, bokeh, intricate details, (large_breasts:1.3, cleavage_emphasis:1.2), (light_blue_bikini:1.3), (hand_pose:1.3, both_hands_holding_bikini_straps, arms_pushing_breasts_together), (leg_pose:1.2, standing, one_leg_slightly_bent), (night_poolside_background:1.3, sparkling_water, neon_lights)
  • 固定設定: シード値固定、生成後の制御: randomize、CFG: 5.0、サンプラー: Euler、スケジューラー: Normal、ノイズ除去: 1.00
  • 変更変数: ステップ数を5, 10, 20, 50, 80, 100で変更

結果と画像

  • ステップ5: [画像1] 顔やビキニは見えますが、指や腕の詳細が不明確。背景がぼやけ、月あかりが弱いです。
  • ステップ10: [画像2] 顔の表情がはっきりし、ビキニや水面の反射が改善。指が少し見え始めます。
  • ステップ20: [画像3] 人体が安定し、指先がうまく隠れているがこれは画質的にはどうなのか。月あかりの効果が強まります。
  • ステップ50: [画像4] ポーズが自然に。やはり指はうまく描けていない。背景の水面やネオンライトが鮮明です。
  • ステップ80: [画像5] 髪や水滴の描写が向上しますが、変化は小さめです。
  • ステップ100: [画像6] 品質は50とほぼ同じですが、微妙な歪みが見られました。

考察

ステップ数が少ない(5)では、指や腕が不明確で、全体がぼやけていました。10〜20で徐々に改善し、20でバランスが良くなります。50〜80で詳細が安定し、100では品質が頭打ちに。生成時間はどんどん長くなりましたが、これはPC性能にもよると思われます。個人的には20(画像3)が写真として美しいと思いました。20以降は画質にそれほどの変化は無いようです。参考までに最後に(1)も載せておきます。心霊写真では決してありません。

結論とこれから

一般的にはステップ20〜50が扱いやすく、今回もその通りといってよい結果でした。次は他の指標も試して精度を高めたいと思います。ComfyUIは奥が深いですが、ステップ数を調整するだけでも大きな違いが分かります。ぜひ試してみてください。

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